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正社員という制度の限界

コロナ禍の影響で、僕たちの働き方は強制的に変化した。今までの働き方の場所や時間が再定義され、場所って何?働く時間って何?仕事って何?って感じなっているかと思う。僕もそのひとりだ。

 

そこで大きな壁となっている、もしくは、リスクになっているのが、「正社員」という制度だ。「正社員」とは常用労働者のうち、「一般労働者」と「短時間労働者」と定義されている。その「常用労働者」の「雇用形態」に「正社員」がある。常用労働者とは、 次の各号のいずれかに該当する労働者をいう。

 

1.期間を定めずに雇われている労働者
2.1か月を超える期間を定めて雇われている労働者
3.日々又は1か月以内の期間を定めて雇われている労働者のうち、4月及び5月にそれぞれ18日以上雇われた労働者

 

一般的に、正社員は、①労働契約の期間の定めがない、②所定労働時間がフルタイムである、③直接雇用である者をいいます。

 

僕は「雇う側」にも、「雇われ側」にもなったことがありますし、今もそのどちらかでしかない。雇う側からすれば、「正社員」は賃金保証や、雇用の維持の義務、健康管理からメンタルバランスまで、本当に多くの義務を負わされている。雇われ側からすると、その多くの「保証」の対価として、時間やマインド、忠誠心などのロイヤリティを捧げる。戦後の日本社会を支えたのは、間違いなく、この終身雇用をモデルとした正社員制度のおかげである。一生面倒みるから、身も心も捧げよ。である。高度経済成長を迎え、この終身雇用制度は完璧に思えた。

 

しかし、バブルがはじけ、長期デフレ不景気が続き、「終身雇用正社員」というリスクを抱えきれない企業は「一般派遣社員」という安価な労働力に頼らざるを得ない状況になった。そこから20年がたち、このコロナ禍で、正社員も、派遣社員もふっとんだ。

 

もう誰も守ってくれない。自分の身は自分で守る時代に突入した。

 

今回、様々な価値観や社会制度の限界が露呈し、壊れてしまった。だから、僕たちは自分たちの手で今の社会制度をサルベージして新しい価値観に引き上げていく必要がある。

 

そのひとつが、「正社員」という制度である。

 

僕も「正社員」で働いていたこともあるし、「アルバイト」や「派遣社員」「契約社員」「嘱託社員」として働いていたこともあるし、「取締役」として働いていたこともあるし、「代表取締役」として働いたこともある(今ここ)。一応、ひととおりの雇用形態は経験したんじゃないかな。一旦、これらすべての「雇用形態」と「就業形態」をバラバラに分解していくと、何が見えてくるだろう。

 

「資本」「仕事」「労働」「対価」「経済活動」「時間」「思考」「事業価値」「貢献評価」etc.正社員から、派遣社員へ、そして、フリーランスへ。「雇用の保証」と「自由な働き方」この二項対立では、もう制度として成立しないんじゃないだろうか。正社員は「雇用の保証」があるから、「自由」はない。フリーランスは、「自由」があるから、「雇用の保証」はない。でも、正社員でももう、「雇用の保証」なんてものは、形骸化した概念になったとコロナ禍で突き付けられた。フリーランスは、継続的な収入が確保できなければ、「生活の保証」さえおぼつかない。

 

会社経営の視点でみれば、その答えはすでに実践している。

 

会社経営する場合、主力事業というものもあるし、主要取引先というものがある。でも、どの会社も、取引先が1社ということはまずありえないし、収益を1社だけに依存しているというのもありえない。個人である、フリーランスから、もう1歩前に歩をすすめて、法人化することで、リスクを分散する必要がある。僕の会社みたいに、僕と妻のファミリー法人、ひとりでやるワンマン法人、この受け皿をつくることで、次のステップへ進むことができる。

 

自分会社をつくることで、様々な正社員の縛りで問題視される「副業」問題が解決される。

 

僕は、株式会社を設立したけど、合同会社(LLC)なら、株式会社ほど費用もかからず設置できるので、おすすめです。次回はこの法人格を使った働き方改革を考えてみたいと思います。

naohiro YOKOTAKI

NYC合同会社代表/ブランディング&ECコンサルタント/化粧品プロデュース/補助金・助成金サポート/大阪府出身/兵庫県在住/趣味は、水泳、マラソン、ロードバイク、サウナ、筋トレ、読書、映画鑑賞、株式投資/ペットは、チワワ、金魚とカメ/個人的な日常や事業について書いています。

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