たっきーです。
本日は「モチベーション」について。マネジメントで一番大事なのは、モチベーションでしょうか?
でもそれって、マネジメントでどうこうできるわけじゃないと思うんです。モチベーションって、その人の問題だから、その人のモチベーションを上げることを懸命に考えるなら、お客様のこと考えた方がよくないかな?と思うわけです。
他人のモチベーションなんて上げれない。
他人のモチベーションを上げれる、変えれると思うのは、ちょっと違うかな。ほめたらモチベーション上がる?それも違う。ほめる行為自体が、上下関係の上に成り立っているし、そもそも、人には上下関係がない。社会的な職責の違いはあるけど、人は本質的に同類だ。
この人はこういうタイプだから、こういう言い方や、伝え方をしたら、モチベーションが上がりますよ!なんていう人もいるけど、そもそも、モチベーションを上げるという思考が、企業側、働いてもらう側の視点に基づいている。
モチベーションを上げて、しっかり利益貢献してもらわないと困る。モチベーションを高く保って、リーダーシップを発揮してほしい・・・。ここにはモチベーションを上げられる側の視点がないように思える。そもそも、社会で働く僕たちは、モチベーションなんて本来必要としないものである。
では、きちんと、組織として、そこで働く人がモチベーションを必要としない働き方をするには何が必要なんだろう。サイボウズ青野社長の記事を引用する。
「在宅勤務で社員が本当に働いているのか疑問だという声はよく聞く。仕事をしていないのにしているという嘘をつくのはなぜかと考えると、自分を守るためだ。組織に失敗を詰め、人事評価でマイナスにする文化があると、人は嘘をつく」
「嘘をつかない、隠さないという組織風土にしていくのが大事だ。『アホはいいけど、嘘はダメ』がスローガン。例えば、遅刻した理由が前日に飲み過ぎて寝坊したならアホだけど、仕方ないねで済む。体調が悪いなど嘘で隠すのはダメだと徹底している。米国のIT企業で在宅勤務を取りやめる動きがあったが、こうした風土がなく生産性が上がらないといった問題が起きたのではないかと思う。インフラ整備は必要だが、それだけではうまくいかない」引用:日経新聞3月27日朝刊
在宅勤務に関する記事だけど、すごく大事なポイントがある。それは、
共同体意識だ。
モチベーションなんて上げれないと、前提すると、会社組織として、どうすれば生産性を上げればいいのか。
それは、そこで働く人たちをまとめる、「共同体意識」だと僕は思う。
まさに、サイボウズでは、働き方として、リモートワークを推進するために、組織風土が大切だと述べている。サイボウズという「共同体意識」は、嘘をつかない、失敗を認める、組織風土から形成されている。そうすることで、生産性は上がると締めくくっている。
働く人達の生産性があがらない、組織に対してのロイヤリティが足りない。それを解決する手段は、働く人達のモチベーションの問題ではない。
大切なのは、その組織なり会社なりが、自分を受け入れてくれているという、自己受容と、その組織なり会社へ貢献できているという、他者貢献の意識があるかどうかである。
この2つがあれば、その組織なり会社への「共同体意識」が生まれ、何もしなくとも、生産性はあがり、組織へのロイヤリティは高まるのではないだろうか。


