たっきーです。先日の日経新聞の記事が頭から離れません。
警察庁と厚生労働省が16日に発表した2020年の自殺者数(確定値)はリーマン・ショック後の09年以来、11年ぶりに増加した。女性や若年層の自殺が増えている。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、経済的な苦境に追い込まれたり、孤立に陥ったりする人が増えているとみられる。16日、警察庁と厚労省が発表した20年の自殺者数は前年比912人増(4.5%増)の2万1081人と、11年ぶりに増加に転じた。男
警察庁と厚生労働省が16日に発表した2020年の自殺者数(確定値)はリーマン・ショック後の09年以来、11年ぶりに増加した。女性や若年層の自殺が増えている。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、経済的な苦境に追い込まれたり、孤立に陥ったりする人が増えているとみられる。16日、警察庁と厚労省が発表した20年の自殺者数は前年比912人増(4.5%増)の2万1081人と、11年ぶりに増加に転じた。男
2020年の小中高生の自殺者数が統計のある1980年以降最多の499人に上ったことが16日、警察庁のまとめ(確定値)で分かった。前年比100人増。年代別では10、20代の増加が顕著で前年比522人増となった。全体の自殺者数は2万1081人。前年から912人増えた。前年を上回るのは09年以来となる。女性の自殺者増も目立ち、前年比935人増の7026人だった。厚生労働省自殺対策推進室は「新型コロナ
2020年の小中高生の自殺者数が統計のある1980年以降最多の499人に上ったことが16日、警察庁のまとめ(確定値)で分かった。前年比100人増。年代別では10、20代の増加が顕著で前年比522人増となった。全体の自殺者数は2万1081人。前年から912人増えた。前年を上回るのは09年以来となる。女性の自殺者増も目立ち、前年比935人増の7026人だった。厚生労働省自殺対策推進室は「新型コロナ
日本では、毎年2万人以上、2020年は2万1081人が自殺でみずからの死を選んでいる。2020年は、未成年者の自殺者が最多の777人にぼり、そのうち小中高生が499人を占める。
僕はこの記事を読んだとき、毎年これだけの人が自殺している事実に正直驚いた。東日本大震の死者は1万5899人、行方不明者は2529人である。
なぜ人は「自死」を選択するのだろう。
僕たちは、自殺者のことを考えるとき、社会的弱者だというステレオタイプ的な見方をする。
そうせざるを得なかったと理解しようとする。
遺書や遺族らへの聞き取りをもとに自殺の動機を分析したところ、「健康問題」が全体の48.4%、「経済・生活問題」が15.3%、「家庭問題」が14.8%だった。(日本経済新聞:2021年3月16日)
この事実は、ある意味僕たちにバイアスをかける。
本当にそうだろうか。
究極の自己実現の手段ではないのだろうか。
自分の命を絶つという行為が誇りある一つの決断だということも、理解しなければならない。人が強い苦悩の中、最後に意を決して一歩を踏み出した、その時の心を、生き残った者が、勝手に貶めたり軽んじたりすることなどできないのだ。引用:臨済宗円覚寺「今日のことば」より
自死を選んだ人に理由は聞けない。
死のうと思った、考えたことがある、死にきれなかった、その人達からは理由は聞ける。だが、実際にこの世を去った人には理由は聞けない。そこに本当の理由があるにもかかわらず。
辛かったのかもしれない、辛くなかったのかもしれない。
必然だったかもしれないし、偶然だったのかもしれない。
今、生きている僕たちには、本当の理由はわからない。「反出生主義」や「ポストモダン」など、あとから難しい解説はいくらでもできる。
僕たちは自死に至る人達に救いの手を差し伸べたいのだろうか、それとも、自殺に至る社会環境を変えたいのだろうか。
YOASOBIの「夜に駆ける」で描かれた「死」への欲求「タナトス」。「タナトス」を擬人化した恋愛歌とも捉えることもできるし、純粋な「死」への哀歌にも聞こえる。
「死のうと思うぐらいなら、何かを死ぬ気でやってみたら・・・」
そうじゃない。
「・・・もう、そういうのが、イヤなんだよ。」
僕たちの「存在」自体に「意義」を見出すとき、何か答えがみつかるのかもしれない。


