たっきーです。
世界では、約10人に1人が1日1.9ドル(約200円)未満の「絶対的貧困」のもとで暮らしている。貧困に苦しむ人々に救いの手を差し伸べるには、どうすればよいのか。 日経新聞2021年2月21日
人間の行動は、カロリーを消費したくないという原理に基づいているように思える。原始時代の遺伝子を受け継いでいるからだろう。
厳しい自然環境の中、生存していくには、最小のエネルギーで最大のパフォーマンスを発揮する必要性がある。なるべくエネルギーを温存するに越したことはないのだ。
翻って現代社会ではどうだろうか。僕たちの行動を司る脳は、進化していない。大地を駆ける当時のままである。ということは、衣食住を満たされれば、もう満足なのだろうか?
貧困に苦しむ人々にベーシックインカムを導入するとどうなるか。何もしなくても「衣食住」を満たせるベーシックインカム制度を導入すると、人々の行動はどう変化するのだろう。世界各地でベーシックインカムの実証実験がはじまっている。
ベーシックインカムが導入されれば、人は働かなくなり、堕落する。そう主張する人もいる。本当にそうだろうか。
漫画「キングダム」で若き秦王が人の憎しみや争いの連鎖は続くという主張に対して、それは、「人への諦め」だと断言した。
働かなくても衣食住が満たされれば「人は堕落する」これも「人への諦め」ではないだろうか。
貧困や紛争が耐えない現代は、「人への諦め」が蔓延しているような気がする。


